【社説】古い規制に縛られた「世界3位のAI大国」の夢=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.02.12 10:08
テスラ創業者のイーロン・マスク氏が参加した米国の人工知能(AI)スタートアップ、オープンAIの「チャットGPT」が突風を起こしている。チャットGPTはオープンAIが昨年11月末にリリースしたジェネレーティブAIの最新モデルだ。ジェネレーティブAIは文章やイメージのような既存データを活用して新しいコンテンツを作ることができる。マシンラーニング(機械学習)で人間の言語と知識を習得し対話(チャット)するように答を与える。チャットGPTはリリースから2カ月で月間利用者数1億人を突破した。
実力も優れている。米国の弁護士資格試験と医師免許試験まで通過した。論文も書きプログラムのコーディングまでできるというから驚いた。人間の固有領域と考えられていた芸術と創作分野でもAIの風は激しい。オープンAIの画像生成AIのDALL-Eはもっともらしい絵を描き、グーグルのミュージックLMは望む音楽を作る。すでに動画生成AIも出ており、台本だけ与えればAIが映画やドラマを作る時代も遠くないという。