<トルコ地震>ゴールデンタイム24時間だけなのに…「倒壊した建物の下敷きになった人、数千人いる」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.02.08 08:14
「親ががれきの下にいます。親の『助けて』という叫びが聞こえるのに誰も来てくれなくて助けることができないのです」
7日未明(現地時間)、雨が降り注ぐトルコ(テュルキエ)南部ハタイ県でデニズさんは茫然自失としながら泣き叫んだ。前日午前、トルコ南部とシリア北西部を襲った強震で両親が建物のがれきの下敷きになっているが、終日救助人は現れなかったという。
地震が発生してから一日が過ぎた中、捜索と救助作業が寒波で難航している。地震で崩れたがれきの中の生存者は72時間まで耐えることができるが、真冬の氷点下の天気の中では低体温症のために救助した時に生存可能な「ゴールデンタイム」は大幅に短くなる。BBCはこの日、災難専門家の言葉を引用して「今後24時間が事実上の『ゴールデンタイム』で、生存者を発見する最後の機会」とし「48時間が過ぎれば死亡者が続出するだろう」と報じた。