大韓民国「バレーボール女帝」金軟景（キム・ヨンギョン）さんが６日の強震で数千人の死傷者が発生するなど大きな被害を受けたトルコ（テュルキエ）を助けてほしいと訴えた。

金軟景さんはこの日から翌７日の間に、インスタグラムに３回にわたってトルコに対する援助などを訴えるコメントを載せた。

金軟景さんは寄付金を送る方法などを詳しく紹介した掲示物と今回の地震で大きな被害を受けたトルコとシリアのために祈ってほしいという内容の掲示物をインスタグラムのストーリーにシェアした。

金軟景さんのトルコとの縁は２０１１年に遡る。金軟景さんは当時女子バレーボール最高リーグだったトルコのフェネルバフチェに入団して全盛期を享受し、最近までその縁を継続してきた。金軟景さんは同チームに所属した６年間で７つの優勝カップを握るなど１０年近く活躍した。

欧州地中海地震学センター（ＥＳＭＣ）と米国地質調査所（ＵＳＧＳ）によると、６日午前４時１７分、トルコ南部都市ガズィアンテプから約３３キロ離れた内陸、地下１７．９キロでマグニチュード（Ｍ）７．８の地震が発生した。続いて午後１時２４分にはトルコのカフラマンマラシュの北北東５９キロ地点でＭ７．５の地震が追加で発生した。

この地震でトルコ南部とシリア北部の境界地帯を中心に建物数百棟が倒壊するなど大きな被害が発生し、７日基準で死亡者は５０００人を超えた。犠牲者は時間が経つにつれ増えている。