孫興ミン（ソン・フンミン、３１、トッテナム）が６年連続で中国メディアのアジア最高サッカー選手に選ばれた。

中国「タイタンスポーツ」は６日、孫興ミンが「２０２２アジアンゴールデングローブアウォーズ」の受賞者に選定されたと発表した。

仏メディア「フランスフットボール」が毎年、年間最高のサッカー選手に授賞するバロンドールに着眼し、タイタンスポーツが２０１３年にこの賞を制定した。アジアサッカー連盟（ＡＦＣ）所属の国・チームで活躍する選手を対象に授賞する。アジアのサッカー記者とサッカー専門家が１－５位（１位６点、２位４点、３位３点、４位２点、５位１点）を投票し、点数を合算する方式で決める。

孫興ミンは今年２５人の候補のうち最も高い点数２５６点（２６．７％）を受けた。計６０票のうち１位が３０票、２位が１５票、３位が２票、４位が４票、５位が２票だった。昨季イングランドプレミアリーグで得点王となった成果が認められた。２位のイラン代表メフディ・タレミ（ＦＣポルト、１２．５％、１２０点）とは大きな差が開いた。

３位はカタールワールドカップ（Ｗ杯）アルゼンチン戦でゴールを決めたサウジアラビア代表のサーレム・アル・ドサリ（リヤド、１１２点、１１．７％）。韓国代表のＤＦ金ミン哉（キム・ミンジェ、ナポリ）は９９点で４位だった。プレミアリーグのブライトンの三笘薫が６８点で５位。

孫興ミンは２０１７年から６年連続の受賞。２０１４年と１５年にも受賞した孫興ミンは通算１０回のうち８回受賞している。２０１３年には本田圭佑が、２０１６年には岡崎慎司が受賞した。

一方、孫興ミンは昨年１０月、フランスフットボールが主管するバロンドールでは１１位に入ったが、これはアジア歴代最高順位だった。