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韓国、上昇する利子にその上を行く物価…史上初めて2年連続実質金利マイナス

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.02.07 11:18
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60代の主婦Aさんは、昨年下半期にある都市銀行の年5%の定期預金に1億ウォンを預けた。税引き前利子500万ウォンなら1カ月に約42万ウォンずつ生活費の負担が減るものと期待した。だが週に1回買い物をする時にかかる費用は10万ウォンから20万ウォンに膨らみ、暖房費など公共料金が大きく上がり体感上の利子所得は0ウォンに近かった。

上昇する利子の上を行く物価だった。昨年銀行に資金を預けた場合に利子より物価が大きく上がり実質金利はマイナスを記録した。史上初めて2年連続のマイナス実質金利だ。

 
韓国銀行が6日に明らかにしたところによると、昨年預金銀行の貯蓄性受信金利(定期預金・積立金金利)は年2.77%で2012年の3.43%から10年ぶりの高水準となった。韓国銀行が2021年8月から1月まで10回にかけて基準金利を3%引き上げた余波だ。0.5%だった基準金利は3.5%になった。

物価はさらに急激に上がった。統計庁によると、昨年の消費者物価は前年比5.1%上昇した。通貨危機直後の1998年に記録した7.5%から24年ぶりの上昇幅だ。特に頻繁に購入する品目と生活必需品を中心に構成され体感物価に近い生活物価指数は6%上がり、やはり1998年以降で最高となった。電気・ガス・水道料金も12.6%上がり2010年に別途の統計を作成し始めてから最大だった。

これに伴い、昨年の貯蓄性受信金利2.77%から物価上昇率5.1%を差し引いた実質金利はマイナス2.33%となった。実質金利は2021年のマイナス1.42%に続き2年連続マイナスを記録し、マイナス幅も過去最大だ。加重平均金利資料が作成された1996年以降で実質金利がマイナスとなった年は2011年のマイナス0.31%、2017年のマイナス0.34%を含め4回だけだ。

今年も実質金利がマイナスになる可能性があるとの観測が出ている。物価がなかなか落ち着かないだけでなく受信金利は銀行債発行再開と金融当局の圧迫などで下落傾向であるためだ。預金銀行の貯蓄性受信金利は昨年11月に4.29%まで上昇したが12月には4.22%に下がり11カ月ぶりに下落に転じた。

一方、1月の消費者物価上昇率は5.2%で昨年11月の5.0%、12月の5.0%と比べて高まった。韓国銀行は2日の物価状況点検会議で「2月の消費者物価上昇率も5%前後と予想される。今後物価経路上、内外景気の流れなどと関連した不確実性が高い状況」と診断した。昨年11月に韓国銀行が予想した今年の消費者物価上昇率3.6%も上方修正する可能性がある。

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