「ロシアでイランが開発のドローン6000機作る」…ドローン工場設立に合意
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.02.06 16:39
ロシアとイランが、イランが開発した無人攻撃機(ドローン)をロシアで直接生産することで合意したことがわかった。米国やドイツなど西側諸国がウクライナに戦車などを支援することにし、最近ドローン攻撃を増やしてきたロシアが非対称戦力強化にさらに力を入れる様相だ。
ウォール・ストリート・ジャーナルが5日に伝えたところによると、ロシアとイランはロシアに工場を設立しイランの技術力でドローンを生産することで最近合意した。同紙は「イランのハイレベル代表団が先月初めにロシアを訪問して工場建設予定地を訪問し細部事項を調整した。自爆ドローンを最小6000機以上生産してウクライナの戦場に投じる方針」と伝えた。
イラン代表団が視察した工場用地は、モスクワから東に1000キロメートルほど離れた人口6万~7万人の工業都市エラブガという。代表団の軸となるのはイラン革命防衛隊の航空宇宙研究組織責任者と、イラン国営ドローン企業の最高経営責任者(CEO)だ。このうちドローン企業CEOは先月米国が発表した制裁対象に上がった人物だ。