日本政府、次期日銀総裁就任を雨宮現副総裁に打診…金融緩和は継続か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.02.06 15:53
日本政府が黒田東彦現日本銀行(日銀)総裁(78)の後任として雨宮正佳現副総裁(67)を念頭に置きながら就任を打診したと、日本経済新聞が6日、複数の政府・与党幹部を引用して報じた。
同紙によると、日本政府は雨宮副総裁に次期日銀総裁への就任を打診する一方、与党・自民党と人事案に関する最終調整に入った。黒田総裁の任期は4月8日までで、日本政府は新任の総裁と2人の副総裁に関する人事案を2月中に国会に提示する方針だ。日銀総裁の任期は5年で、衆参両院の同意を得て日本政府が任命する。
現在のところ次期総裁候補には雨宮正佳副総裁をはじめ、中曽宏前副総裁(現大和総研理事長)、山口広秀元副総裁が挙がっている。雨宮副総裁は金融緩和政策を支持し、中曽前副総裁と山口元副総裁は金融緩和政策を一部修正すべきという立場だと伝えられている。