米「計画はない」表明も…日本メディアは再度「九州に米中距離ミサイル配備検討」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.02.06 10:39
米政府が中国を牽制するため、日本の九州などに中距離ミサイルを配備する案を検討していると、保守性向の産経新聞が4日(現地時間)付の記事で報じた。同紙は複数の日米関係筋の話として「米国が開発を進める長射程極超音速兵器(LRHW)や巡航ミサイル『トマホーク』が候補に挙がっている」と報じた。さらに、「米国の中距離ミサイル配備の検討は、日本政府が反撃能力(敵基地攻撃能力)として配備を計画する『スタンドオフミサイル(長距離巡航ミサイル)』と合わせて、中国の中距離ミサイルに対抗するためのもの」とした。
日本政府関係者は産経新聞に「配備場所は未定だが、九州などが想定される」と語った。また、米国がインド太平洋地域を巡回し、中距離ミサイルを配備する方式も検討しているとし、「日本政府が米軍の中距離ミサイル配備を受け入れる方向で協議を本格化させる方針だ」と報じた。
産経新聞によると、このような内容は米軍と日本の自衛隊の事務レベル協議の場ですでに数年間議論されたもので、先月11日の日米外交・国防長官の「2+2会談」や13日の日米首脳会談では具体的に議論されなかったという。