「中国、密かにロシアを支援してきた…民間用品のふりして戦闘機部品輸出」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.02.06 09:34
ロシアに対する国際社会の輸出統制と制裁にもかかわらず、中国がロシアに軍需装備を供給してウクライナ戦争を支援してきたという外信の報道が出た。
4日(現地時間)、ウォールストリートジャーナル(WSJ)によると、中国国営防衛産業会社が航法装置、電波妨害技術、戦闘機部品などをロシア国営防衛産業会社に輸出してきたという事実がロシアの税関資料で確認された。
WSJは、米国非営利シンクタンク先進国防研究センター(C4ADS)からロシアの税関資料を入手し、昨年2月のウクライナ戦争以降、ロシア税関が記録した8万4000個以上の品目を分析したと明らかにした。その結果、ロシアはウクライナ侵攻後、軍用と民用の双方に利用可能な「二重用途」物品を数万件輸入し、このうち大半が中国から輸出されていたことが分かった。特に今回の資料で、米国の制裁対象となったロシアと中国企業の少なくとも12社が活発な取引を行っていた事実が確認されたという。