「ビッグイベント」後に日銀に集まる視線…「緊縮」に進むのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.02.03 15:56
米国・欧州など主要国の緊縮サイクルが終わりに近づいたという評価が出ている中、依然としてマイナス金利を維持する日本に世界の関心が集まっている。現在の日本銀行(日銀)総裁が交代する4月から緊縮に転換するという予想がある一方で、大きな変動はないという見方もある。
主要国の中央銀行によると、米連邦準備制度理事会(FRB)、英イングランド銀行(BOE)、欧州中央銀行(ECB)は一斉に金利を引き上げた。FRBはベビーステップ(0.25%引き上げ)で政策金利を4.5-4.75%まで引き上げ、BOEとECBはビッグステップ(0.5%引き上げ)でそれぞれ4%、3%に上げた。しばらくは利上げが続くとみられるが、市場はほとんどピークに達したとみている。FRBのパウエル議長も「disinflation(物価上昇率低下)」が見えると強調し、期待感を高めた。
もう世界市場は日銀に注目している。他の主要国とは違い日本は依然として大規模な金融緩和策を維持し、短期金利-0.1%のマイナス金利を維持している。しかし最近日本でも物価上昇が目立ち、近く緊縮基調に転換するという見方が出ている。これはグローバル金融市場にもう一つの不確実性となる可能性がある。