ゴールドバーグ米大使「韓国国民の不安を知っている…拡大抑止強化を議論中」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.02.02 11:57
フィリップ・ゴールドバーグ駐韓米国大使が1日、「昨年再稼働した韓米拡大抑止戦略協議体(EDSCG)などで高まる北朝鮮の脅威に対応し、拡大抑止をより一層強化するための方法について議論している」と明らかにした。また「韓国国民の間で不安感があることを知っている」」としながらも「核抑止の議論は(北朝鮮の核保有国認定など)未来を推測、仮定してすることではない」と述べた。
◆「核再配備」には明確な返答せず
ゴールドバーグ大使はこの日、ソウル中区のプレスセンターで開かれた「韓半島(朝鮮半島)情勢と韓米同盟」フォーラム(韓国女性記者協会主催)で「米韓は今年、より活発な連合訓練計画を計画している」とし、このように述べた。ゴールドバーグ大使は昨年9月に米原子力空母「ロナルド・レーガン」が北朝鮮の挑発直後に回航した事件に言及しながら「米国の安保意志を見せるものであり、韓米連合空軍訓練、地上ミサイル発射訓練など具体的な措置はすべて韓米国民の安全を保障するためのものだ」と強調した。