ウクライナ「チャイコフスキーも聴かない」 ロシア文化ヘイト(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.02.02 08:22
ウクライナ西部のルビオに住むベロニカさん(10)は昨年、ロシアの砲撃で片目を失明した。空襲で両親は亡くなり、一人で生き残った。ベロニカさんは最近、地元の美術治療教室に出席し、カラフルなドレスを着ている自分を描いた。その後には「戦争で亡くなったすべての友達が一緒に暮らせる家」も一緒に描き入れた。
美術治療を担当したナタリア・パブリュックさん(45)は先月、ニューヨークタイムズ(NYT)に「深刻な事件を経験した子供たちほど明るい色の絵を描いている」とし「このような時は涙をこらえるのが難しい」と話した。ベロニカさんをはじめ、ウクライナの子供たちの絵は、米シカゴのウクライナ現代美術館に飾られた。昨年12月17日に始まった今回の展示は今月17日まで続く予定だ。