韓米空軍が１日、米国の戦略資産展開下で今年初めて連合空中訓練を実施したと、韓国国防部が２日明らかにした。

訓練は韓国のＦ－３５Ａ戦闘機と米国のＢ－１Ｂ戦略爆撃機、Ｆ－２２・Ｆ－３５Ｂ戦闘機などが参加して西海（ソヘ、黄海）上空で行われた。

今回の連合空中訓練は、北朝鮮の核・ミサイル脅威に対応して強力かつ信頼性ある拡大抑止を提供するという米国の意志と能力を見せるものだと、国防部は説明した。

訓練は、韓米空軍の連合作戦遂行能力と相互運用性を増進することに重点を置いて進行された。

国防部は「今回の訓練は、昨年の韓米首脳会談と第５４回定例安保協議（ＳＣＭ）で合意したように『適時かつ調整された戦略資産展開』を積極的に実現し、行動する同盟として、北のいかなる挑発に対しても国家と国民の安全を保障しようという両国の強い決意が反映された結果」と説明した。

続いて「今後も韓米両国は米国の戦略資産展開と連係した連合訓練を強化し、米国の拡大抑止に対する国民の信頼を高め、北の核・ミサイル脅威に断固対応するための能力と態勢をより一層強化していく」と明らかにした。