韓国検察「竜山署長、梨泰院事故発生105分前から無電聞いていた」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.01.31 17:39
李林宰(イ・イムジェ)前竜山(ヨンサン)警察署長が梨泰院(イテウォン)で大規模転倒事故が発生する105分前の当日午後8時30分から群衆事故の危険性を伝える無電の内容を聞いていたことがわかった。これはこれまで李前署長が事故を認知したと明らかにした午後11時ごろの150分前だ。
李前署長は事故当日午後9時57分に梨泰院一帯で群衆管理中だったソン・ビョンジュ前竜山署通報状況室長との電話で梨泰院一帯の状況を初めて認知し、午後11時ごろに事故発生の事実を知ったと主張してきた。
法務部が31日に野党「共に民主党」のキ・ドンミン議員に提出した李前署長とソン前状況室長の公訴状を見ると、検察は李前署長が事故当日の午後8時30分に公用車で交信用無電網の送受信内容を把握していたと判断した。