ロシアの傭兵300人の手首にバンド…エイズ・梅毒など感染者だった
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.01.31 14:47
ウクライナ戦争に参戦中のロシア民間傭兵企業ワグネル(Wagner)グループ所属の相当数がエイズ(AIDS・後天性免疫不全症候群)など深刻な病気にかかっていることが明らかになった。このような事実は負傷兵の治療のために移送された病院で明らかになったとウクライナ軍参謀部の報告書が指摘した。
29日(現地時間)、ウクライナメディア「The New Voice of Ukraine」が報告書を引用して報じたところによると、最近ワグネル傭兵300人余りが東部ドンバス地域の戦場で負傷を負ってロシア軍が占領しているルハンシク(ルガンスク)州ユヴィレイネ市の総合病院で移送された。検査の結果、彼らのほとんどがエイズ・梅毒・結核・肺炎などの病気保菌者であることが明らかになり、医療スタッフが彼らの治療を拒否しているという。
メディアは深刻な疾患の傭兵がロシアの監獄で集められた収監者だと推定した。これに先立ち、昨年10月末ウクライナ軍当局はワグネルグループがエイズや肝炎などを患っている囚人まで傭兵として募集していると明らかにした。あわせてワグネルグループ側が彼らの手首に赤色(エイズ)、白色(肝炎)などのバンドをはめて疾病保菌者であることを識別するようにしていたと伝えた。