チャンネル登録者数世界１位の米国ユーチューバー、ジミー・ドナルドソン氏（２５）が白内障によって失明の危機に置かれた１０００人の開眼手術を後援し、新出発のための激励金まで支援した。

２９日（現地時間）、米国現地メディアなどによると、ドナルドソン氏は助けが必要な患者に無料で眼科診療を提供する非営利団体「ＳＥＥインターナショナル」とコラボし、計１０００人の白内障患者を助けるプロジェクトを進めた。　メキシコ、ホンジュラス、インドネシア、ベトナム、ブラジル、ケニア、ジャマイカなどから集まった１０００人の開眼手術は成功裏に終わった。

ドナルドソン氏は自身のユーチューブチャンネルに「１０００人の視覚障害者が初めて世界を見ることになります」というタイトルの動画を公開し、医師に「目が見えないことを直すことができる技術があるのか」と尋ねた。これに対して医師は「視覚障害者全体の半分は１０分の（手術）時間で見えるようになる」と答えた。

ドナルドソン氏は一部の低所得参加者に現金などの贈り物も提供した。生まれつき右目が見えなかったジェレマイヤさんには大学合格プレゼントとして奨学金５万ドルを、運転をするのが願いだと言っていたサチェルさんにはテスラ車をプレゼントした。

２０１２年から活動してきたドナルドソン氏は現在「ミスタービースト（ＭｒＢｅａｓｔ）」というユーチューブチャンネルを運営しており、個人ユーチューバーとしてチャンネル登録者１億３０００万人を有している。２０２１年には一年間で実に５４００万ドル以上の収入を得て、米経済誌フォーブス選定の「世界で最も稼いだユーチューバー」に選ばれ、昨年はグーグルが最高のクリエイターに選定した。