氷点下の森に新生児遺棄の母「元恋人の子を育てるつもりなかった」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.01.28 13:58
氷点下の寒い天気のなか江原道高城郡(コソングン)のレッキングコースに新生児を遺棄した20代の母Aが、警察で「元恋人の赤ちゃんなので最初から育てるつもりはなかった」という趣旨で話したことが分かった。
高城警察署などによると、嬰児遺棄と殺害未遂の容疑を受けるA(23)は警察の取り調べでこのように話した。Aは現在の恋人と江陵(カンヌン)に遊びに行き、この地域の病院で出産し、数日後の20日午後4時30分ごろ病院で赤ちゃんを引き取った後、高城郡竹旺面仁亭里松池湖(ソンジホ)付近のトレッキングコースに遺棄したという。
当時、消防当局には「トレッキングコースを歩いているが、赤ちゃんの泣き声が聞こえる」という市民の通報があり、出動した消防と警察が森のトレッキングコースの表示板の下でへその緒がついた状態の赤ちゃんを発見した。劇的に救助された赤ちゃんはすぐに江陵の大型病院に移され、健康状態は良好という。赤ちゃんが発見された当時、高城の気温はマイナス0.5度だった。