中国疾病予防管理センター「新たなウイルス変異株ない」…全国コロナ感染状況を初公開
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.01.26 15:59
中国疾病予防管理センター(CDC)が昨年末以来最近までの感染者に対してウイルス標本を調査した結果、優勢種はオミクロン系列のBA.5.2とBF.7で、新たな変異株は見つからなかったと発表した。
中国CDCは25日、ホームページを通じて、防疫政策を転換して以来、全国を襲った新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の感染状況を初めて発表し、ウイルス変異株はないと強調した。中国CDCはまた、コロナ感染者・入院重症患者・院内死亡者がすべて先月末と今月初めにピークをすぎ、下落傾向が明確になったと紹介した。中国の今回の発表は、韓国を含めて中国発入国者の検疫を強化した国々が検疫政策の延長の有無を決める時に重要な参考になると予想される。
中国CDCは昨年9月26日から今年1月23日まで全国で合計1万8906件の遺伝子サンプルを調査した結果、すべてのミクロン株で69種類の下位系統が存在したと明らかにした。サンプルの中にはBA.5.2が70.8%、BF.7が23.4%を占め、BA.2.76など13種類の下位系統が0.1%~1.3%の間に分布したと説明した。