「北朝鮮ドローン対応」ジレンマに陥った韓国…「完全に防ぐには」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.01.26 13:28
「人も乗っていない無人機にどのように警告放送をするのか。ドローンのような低価値の標的のために高価な早期警戒管制機(AWACS)を飛ばし続けることもできない」(charlesmililabのイ・セファン所長)
北朝鮮は2014年以降、数回にわたり偵察用無人機を韓国に送った。ファインブイティーロボティクス研究所のオ・セジン所長は「季節の風向き・温度によって変わる『最適なコース』をチェックしているようだ」と分析した。北朝鮮は「韓国政治の混乱」という効果も追加で狙った。
北朝鮮が無人機(ドローン)を保有し始めたのは2012年からだという。米国の政策研究所の分析によると、2010年に4カ国にすぎなかったドローン保有国は2016年に26カ国、2020年には39カ国に急激に増えた。世界各国がドローンの軍事的効用を体感し、ドローン確保に熱を上げた。