韓国外交部が旧正月連休期間中の２３日に在韓日本大使館の総括公使を呼び、独島（ドクト、日本名・竹島）を日本の領土だとした日本の外相の妄言に抗議したことが確認された。

韓国外交部が２５日に明らかにしたところによると、外交部アジア太平洋局のソ・ミンジョン局長は２３日午後に熊谷直樹駐韓総括公使をソウルの外交部に呼び、韓国政府の立場を伝えた。この席でソ局長は日本外相の独島領有権主張に対し抗議したという。

これに先立ち日本の林芳正外相は２３日の国会外交演説で独島と関連して「歴史的事実に照らして日本固有の領土」と主張した。

これに対し韓国外交部は「歴史的・地理的・国際法的に明白な韓国固有の領土である独島に対する不当な領有権主張を繰り返したことに対し強く抗議し、これを即時撤回することを促す」との立場文を出した。

外交部は「日本政府は独島に対する不当な主張を繰り返すことが未来志向的韓日関係構築に何の助けにもならないという点を明確に自覚しなければならない。日本政府の不当な主張が韓国固有の領土である独島に対するわれわれの主権にいかなる影響も及ぼさないということを改めて明確にし、独島に対するいかなる挑発に対しても断固として対応していくだろう」と警告した。