カリフォルニア、モントレーバーク事件から2日後にまた銃器乱射事件…「悲劇に次ぐ悲劇」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.01.25 08:40
米国内で銃器所有に最も厳しいと言われるカリフォルニア州で銃器乱射事件が相次いで発生して米国全土が衝撃に包まれている。カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事知事は「悲劇に次ぐ悲劇」として悲痛な心境を吐露した。
23日(現地時間)、ニューヨーク・タイムズ(NYT)などによると、この日同州北部の海岸都市であるハーフムーンベイで銃器乱射事件が発生し、7人が亡くなって1人が重態に陥った。これに先立ち、21日にはカリフォルニア州ロサンゼルス(LA)郡で銃器乱射で11人が犠牲になっていたばかりだが、それから2日後に起きた惨事だ。
21日の銃器乱射はLA近隣モントレーパークに位置するダンスホールで起きた。これによって11人が亡くなり9人が負傷した。当時ここでは陰暦旧正月を祝う行事が開かれていた。NYTは目撃者の言葉を引用し、容疑者フー・キャン・トラン容疑者(72)がダンスホールに乱入して一部の人々を狙って銃を撃ち、残りは無差別に乱射していたと伝えた。在LA中国総領事館は24日、「不幸なことに中国国民が亡くなったことが確認された」と明らかにした。モントレーパークは中国・台湾・ベトナムなどから来た移民者が定着して米国本土でアジア系が過半を占めた最初の都市だ。