日本、佐渡金山の世界遺産登録を再申請…「強制徴用解決案の突出変数にも」
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2023.01.21 09:09
日本政府が19日夜、新潟県「佐渡島の金山」をユネスコ世界文化遺産に登録するための正式推薦書を再提出した。これに対し韓国政府も遺憾を表明し、在韓日本大使館の公使を呼んで正式抗議した。外交関係者の間では韓日両国が強制徴用賠償問題などをめぐり接点を探る状況で、佐渡金山登録をめぐる論争がもう一つの突出変数になるという懸念が出てくる。
NHKなどによると、永岡桂子文部科学相は20日、「昨夜、仏パリにあるユネスコ世界文化遺産事務局に佐渡金山の正式推薦書を提出した」と明らかにした。締め切りは来月1日だが、10日ほど前に提出したのだ。日本政府は昨年2月1日、韓国の反発にもかかわらず、日帝強占期の朝鮮人強制労働現場である佐渡金山を世界文化遺産に正式推薦した。
しかしユネスコは日本が提出した推薦書に一部の遺跡に関する説明が抜けているなど不備があるとし、審査を保留した。日本政府は昨年9月に不備を補完した暫定推薦書をユネスコに提出し、今回は正式に推薦書を再提出した。