韓国大使招致「北核対応」迫ったイラン…政府「限度を超えた」イラン大使招致で応戦
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.01.20 07:05
最近、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の「アラブ首長国連邦(UAE)の敵はイラン」発言に対して4日間抗議を続けているイランが北核対応基調まで問題視すると、韓国政府はイランの反応が「限度を超えた」とみて大使招致など正面対抗に出た。
趙賢東(チョ・ヒョンドン)外交部第1次官は19日、サイド・シャベスタリ駐韓イラン大使を外交部庁舎に招致した。趙次官は「大統領の発言は我々の将兵に対する激励レベルの言葉であり、韓国-イラン関係などイランの国際関係とは全く関係がない」と述べたとこの日、外交部が伝えた。これに先立ち、尹大統領はUAE歴訪中の今月15日、現地に派兵されているアーク部隊の将兵に会って「UAEの敵は、最も威嚇的な国はイランで、我々の敵は北」と述べた。趙次官はまた「イランの核拡散防止条約(NPT)関連の問題提起は全く根拠がない」としながら「大統領の発言は北朝鮮の核・ミサイル威嚇に対応するために拡張抑制の実効性を強化しようとの趣旨」と指摘した。