韓国外交部、駐韓イラン大使呼んで抗議…「NPT問題提起、全く根拠ない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.01.19 15:59
韓国外交部は19日、シャベスタリ駐韓イラン大使を呼び、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の発言に対して「核拡散防止条約(NPT)に背く」としたイラン側の主張には全く根拠がないことを趙賢東(チョ・ヒョンドン)第1次官が指摘した、と明らかにした。
外交部の任洙ソク(イム・スソク)報道官はこの日の定例記者会見で「今日、趙賢東外交部第1次官はシャベスタリ駐韓イラン大使を呼んで、わが政府の立場をもう一度説明した」とし、このように明らかにした。
尹大統領は15日(現地時間)、アラブ首長国連邦(UAE)のアーク部隊を訪問し、「UAEの敵はイラン、韓国の敵は北」と発言した。これに対しイラン政府は韓国大使を呼んで抗議した。この過程で尹大統領が「核武装」に言及をすると、イラン側は「NPTに背く可能性がある」と指摘し、波紋は広がった。