日系投資銀行、主要国のうち韓国だけ今年のマイナス成長の見通し
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.01.18 16:42
野村証券が世界の主要投資銀行で唯一韓国が今年0.6%のマイナス成長を記録するだろうという悲観的な見通しを出した。これに対し世界経済に対しては世界的な景気低迷が緩やかな水準にとどまるものと観測した。なぜこのように相反した見通しが出てきたのだろうか。
野村証券のアジア担当チーフエコノミスト、ロバート・サブバラマン氏は18日、「超ドル高の中のアジア通貨危機再発リスク点検」をテーマにした世界経済研究院主催のオンラインセミナーでその理由を説明した。
サブバラマン氏はこの日のオンラインセミナーで、世界経済に対しては「中国の予想より早いリオープニング、懸念より良好な欧州経済の回復力などで今年の世界的景気低迷は緩やかな水準にとどまり、このような薫風の中で次の経済回復の動力はアジアから出てくるだろう」とやや楽観的な見通しを出した。その上で、早ければ4-6月期から回復傾向が本格化するだろうと付け加えた。