100キログラムのそりを引いて1187キロメートル歩行…韓国人初「無補給単独」で南極点到達
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.01.18 06:46
韓国人登山家のキム・ヨンミ隊長(42・ノースフェイス・アスリートチーム所属)が韓国人として初めて「無補給単独徒歩」で南極点遠征に成功した。キム隊長は16日(現地時間)、インスタグラムを更新して「(南極点遠征)51日目の最終日、27.43キロを歩いて午後8時55分に南緯90度に到達した」と南極点到達を知らせた。
キム隊長によると、キム隊長が移動した全体累積距離は1186.5キロで、歩行中の日中の気温は氷点下31度だった。キム隊長は「とても寒かったが、優しい人々や暖かい人々のことを考えて歩いた」とし「応援してくれたおかげで10本の手の指、10本の足の指をパートナーとして連れていくことができた」と感想を明らかにした。続いてキム隊長は「今日約20キロを歩くことも凍傷が心配で昨日は眠りにつくまでずっと心配だった。どうしたら1000キロ以上の長距離を重いそりを引っ張ってここまできたのか分からない。寒くて風が吹いた日々、曇ってお腹がすいた時間は気が重かったが、それでも振り返ってみると晴れて暖かかった日のほうがはるかに多かった」と付け加えた。