「韓流、少子高齢化の新たな解決策」…専門家「2023韓国外交10問10答」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.01.17 11:01
◆1950年1月、米国はソ連と中国の拡張を防ぐための「アチソンライン」を発表した。そして5カ月後、アチソンラインの外側に位置することになった韓半島(朝鮮半島)では戦争が勃発した。73年が過ぎた2023年、韓国は再び米中のサプライチェーン(供給網)戦争として描かれる「新アチソンライン」の最前線に立っている。
中央日報はソウル大学アジア研究所(所長パク・スジン教授)とともに急変する国際情勢の中の韓国外交の方向を模索するための企画シリーズを用意した。韓国データ分析機関「Arspraxia(アルスプラクシア)」はアジア研究所の依頼で2020年1月~2022年9月30日まで韓日米中4カ国の報道機関824社の記事550万件余りに対してビッグデータ分析を行い、「韓国リサーチ」は先月6~9日に成人男女1000人を対象に深層ウェブアンケート調査を実施した(95%信頼水準・標集誤差±3.1%・比例割当後無作為抽出)。
過去1年間、国際社会の耳目はアジアに集中した。中国では「習近平第3期が始まって米中競争が本格化し、北朝鮮は大陸間弾道ミサイル(ICBM)を含めて60余発の弾道ミサイルを発射して核・ミサイル高度化に邁進(まいしん)した。台湾は米下院議長の訪問とこれに対抗した中国の軍事訓練が交差して米中競争の火薬庫になった。韓国メディア「中央日報」とソウル大学アジア研究所は昨年のアジアの情勢を振り返り、今年に備えるために各分野の専門家10人に「アジア10大イシュー分析」を要請した。以下、専門家10人の分析の要約を掲載する。