ワールドベースボールクラシック（ＷＢＣ）韓国代表に入ったメジャーリーガー、トミー・エドマン（２７、セントルイス・カージナルス）の家族関係が話題になっている。

トミー・エドマンは母が韓国生まれだ。このため韓国代表の一員として３月に開催される第５回ＷＢＣ大会に参加する。韓国代表に初めて加わった韓国系米国人だ。

夫人クリスティンさん（２８）は日系米国人でシオタニという姓を持つ。特にセントルイスでチームメートの外野手ラーズ・ヌートバーは日系米国人で日本代表に抜てきされ、お互い対決することになった。

エドマンは１４日（米現地時間）、球団の行事に参加し、「韓国語を習い始めた。母と祖母にも楽しい経験になると思う。妻は日系米国人なのでライバル関係が形成された」と話した。エドマンは「妻がヌートバーを応援しないことを願う」という冗談も付け加えた。

エドマンは２０１９年、セントルイスでメジャーデビューした。通算４５６試合で打率２割６分９厘、４７１安打、４０本塁打、１７５打点、２７４得点、７９盗塁をマークした。２０２２シーズンは打率２割６分５厘、１５３安打、１３本塁打、５７打点、９５得点、３２盗塁、ＯＰＳ０．７３２とキャリアハイだった。

エドマンは「韓国系米国人の中で初めて韓国代表としてプレーすることになり非常に特別なことだと考える。楽しみでわくわくしている」と語った。