韓国「強制徴用解決案」に日本外相「韓国国内の動きについてコメントするのは控える」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.01.13 14:44
韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)政府が冷え切った韓日関係改善のための先決条件とみられている「強制徴用賠償問題」に対する具体的な解決案を出したが、日本側は原則的な立場だけ明らかにしながら慎重な態度を見せている。訪米中である林芳正外相は韓国側の「韓日企業の寄付と財団を通した被害者に対する代位弁済」という解決案に関連して「政府間の意思疎通を継続していく」と13日、述べた。
この日、NHKによると、林外相は米国ニューヨークで記者団と会い、強制徴用賠償問題に対して「韓国国内の動きや韓国側の発言の一つ一つについてコメントすることは差し控えたい」と明らかにした。前日、韓国で開かれた公開討論会で提示された案に対する具体的な言及を避けたといえる。
あわせて強制徴用問題に対する日本政府の立場を繰り返し説明した。「1965年の国交正常化以来築いてきた友好協力関係の基盤に基づいて、日韓関係を健全な形に戻し、さらに発展させていくため、韓国政府と緊密に意思疎通をしていきたい」というのが日本の一貫した主張だ。