韓銀、0.25%利上げで政策金利3.5%…初の7連続引き上げ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.01.13 11:12
韓国銀行(韓銀)が政策金利を従来の年3.25%から3.5%に引き上げた。昨年11月と同じ「ベビーステップ(0.25%引き上げ)」で過去初めて7回連続の利上げとなった。
韓銀金融通貨委員会は13日、ソウル中区(チュング)の韓銀本部で通貨政策方向会議を開き、政策金利の0.25%引き上げを決定した。政策金利3.5%は世界金融危機当時の2008年11月(4%)以来最も高い水準。昨年4、5、7、8、10、11月に続く利上げだ。
金融通貨委が政策金利の追加引き上げを決めたのはまず最近の物価高のためだ。昨年の年間消費者物価は前年比5.1%上昇した。これは通貨危機当時の1998年(7.5%)以降で最も高い。今後1年間の消費者物価上昇予測である期待インフレ率は昨年12月基準で3.8%と、低くない水準が続いている。一般的に政策金利を引き上げれば家計・企業の負債の負担などが増え、消費が減り、物価は安定化する効果がある。