アジア国籍で男女を合わせて初めてテニス単身世界ランキング１位に上った大坂なおみ（２６、日本）が妊娠で１年間活動を休止すると明らかにした。大坂は今年の全豪オープンテニス大会に参加しなかったが、その間理由を明らかにしていなかった。

大坂は１１日（現地時間）、ソーシャルメディアに産婦人科で撮影した超音波写真を公開した。また、２０１９年から米国ラッパーのコーデーと恋愛中だ。

妊娠事実を知らせた大坂は「コートに本当に戻りたいが、２０２３年には若干の変化がありそうだ」とつづった。

また「最近数カ月間競技に出場できなくなり、一生を捧げたテニスに対する愛情に再び火がついた」として「後で子どもが私の競技を見ながら『私の母』と自慢することを願う」と話した。

大坂は今シーズンを休んだ後、来年１月に開かれる全豪オープンに復帰する計画だ。

大坂は２０１９年と２０２１年全豪オープン女子シングルスで優勝した。全米オープンでも２０１８年と２０２０年にトップに上った。大坂は２０１８年から２０２１年まで毎年メジャー大会を制覇したが、その後下落傾向を見せ始めた。現在、世界ランキングは４２位まで下がった。