韓米訓練、初めて11日連続日程で実施…「発射の左側」作戦も戦略化
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.01.12 09:59
韓国軍当局が北朝鮮の核・ミサイル脅威に対抗し、今年から攻勢的な対北朝鮮抑止力を確保することを公式化した。このため今年の韓米連合演習は歴代最長期間の実施となり、北朝鮮のミサイル発射前にこれをかく乱・破壊する「発射の左側」(=発射前、Left of Launch)概念が本格的に推進される。
李鐘燮(イ・ジョンソプ)国防部長官は11日、年頭業務報告で上半期の韓米連合演習を史上初めて11日間の最長期訓練として進行することにしたと、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領に報告した。訓練の名称は現政権発足後に付けられた「フリーダムシールド」(FS、自由の盾)だ。
これまで年間2回(前・後半期)実施されてきた韓米連合演習は、5-6日間実施された後、週末に休んで週明けに再開するという1・2部方式で進行されていた。しかし今年からは休む期間なく24時間訓練に転換される。軍当局者は「実際の戦闘状況を反映し、複数の作戦の連続性を持って進めるべきという趣旨」と説明した。