「3回、4回観た」映画『アバター』を抜いてヒットした日本映画2編=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.01.11 08:24
「『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(以下、アバター2)と『英雄』(原題)が私たちのターゲットである10代女性に影響を与えるでしょうか。隙間を狙った攻略に確信がありました」
9日、公開41日で80万観客を突破した日本映画『今夜、世界からこの恋が消えても』を輸入した韓国輸入会社メディアキャッスルのカン・サンウク代表の話だ。ブロックバスターが掌握した年末年始の映画界で『今夜、世界からこの恋が消えても』はマニア層を攻略したファンタジーメロで予想を超えてヒットした。「(観客)20万なら損益が合うだろう」という輸入会社の予測より4倍多い観客が観覧した。メガボックスの実観覧評には「4回目が、面白くて悲しい」「(原作)小説を読んでからも後悔しない選択」のような口コミが見えた。評価(10点満点)もメガボックス8.8点、CGV・ロッテシネマ9点台だ。
今月4日に公開されたバスケットボール漫画の劇場版アニメ『THE FIRST SLAM DUNK』の勢いも激しい。1990年代原作漫画の思い出をもつ30・40代の男性ファンを中心に公開初週からN回目の観覧客が相次いだ。6日間で46万観客を動員した。昨年末、観客の間で「マスクが(涙で)濡れるほど感動した」「劇場の電気がつくごろにシュートの動作をする観客がいた」という目撃談などが「ミーム」(meme・インターネット流行コンテンツ)として流行した。