北朝鮮のような「貧国の空軍」ドローン…90%撃墜したのは米国でなくロシア
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.01.09 10:55
5年ぶりに侵攻した北朝鮮の無人機のために韓国軍は無人機対応策の準備に追われている。北朝鮮が9・19南北軍事合意だけでなく停戦協定までも違反しながら浸透させた政治的目的があるはずだが、領空侵犯を許しただけに軍事的対応策をまず整備する必要がある。小型だが武装すれば相当な危険が伴うからだ。テロなど多様な目的に使用されかねないため、防御が最優先課題だ。
合同参謀本部の発表のように大型無人機は防空戦力で対応できるが、3メートル級以下の小型無人機は対応が難しい。小型ドローンは探知がさらに難しい分野だ。これまでに浸透した北朝鮮の無人機は墜落機を発見しただけで、飛行中には探知できなかったが、今回は無人機を探知したため発展があったのは事実だ。小型の標的に対しても防衛・距離・高度を提供する新型局地防空レーダーの効果とみられる。しかし撃墜や捕獲に失敗したため、まだ先は長い。