日本の専門家の警告「今年は第2の天安・延坪島砲撃の可能性」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.01.05 09:08
北朝鮮が韓国を「明白な敵」と規定して核武力強化の正当性と必要性を浮き彫りにした中、今年は韓国哨戒艦「天安」襲撃事件や延坪島(ヨンピョンド)砲撃事件のような北朝鮮の武力挑発を警戒する必要があるという専門家の分析があった。
4日(現地時間)のラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、朝鮮半島専門家の牧野愛博広島大客員教授兼朝日新聞外交専門記者はインタビューで、北朝鮮が放射砲(ロケット砲)を利用して挑発の程度を高めているとし、「今年は北朝鮮も韓国に敏感に対応するとみられ、天安爆沈事件や延坪島砲撃事件のように韓国に対する北朝鮮の武力挑発を警戒しなければいけない年になりそうだ」と述べた。
続いて「北朝鮮は2019年から600ミリ放射砲の試験を始め、いろいろと試してきた。(放射砲に)誘導装置を付けて正確性の向上、エンジン燃焼力の向上などを確認しただけに、今回、実戦配備したと考える」とし「北朝鮮が韓国を攻撃できる放射砲の性能を高めたのは、昨年5月に発足した韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権の対北朝鮮政策が北朝鮮に大きな打撃になったことを表してる」と評価した。