韓国軍「北の無人機撃墜失敗に謝罪」…操縦士撮影の実際の姿公開
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.12.28 07:55
韓国合同参謀本部は27日、前日に韓国領空を侵犯した北朝鮮の無人機を撃墜できなかったことに対し、公式に謝罪し無人機対応戦力を強化すると明らかにした。
合同参謀本部のカン・シンチョル作戦本部長(陸軍中将)はこの日午後に立場文を出し、「敵の無人機5機が韓国領空を侵犯し、韓国軍はこれを探知・追跡したが撃墜できなかった。恐縮している。結果的に軍の対備態勢が不足した点により国民のみなさんに多くの心配をかけた」と明らかにした。
合同参謀本部は前日、北朝鮮の無人機5機が軍事境界線(MDL)を越えて領空を侵犯すると、空軍のF15戦闘機とKF16戦闘機、KA1戦術航空統制機、陸軍のAH64、AH1攻撃ヘリなど20機余りの空中資産を投じた。しかし北朝鮮の無人機に向け100余以上の機関砲射撃を加えても5時間余り領空を飛び回った無人機が北朝鮮へと抜け出すのを防げなかった。