インドにはアワビ、日本にはカキ…韓国水産物が人気
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.12.27 10:26
「K水産物」の輸出額が史上初めて30億ドル(約4000億円)を超えた。特に韓国産アワビとカキなどがインド・日本・タイ・ベトナムなど主要アジア諸国で人気を集め、輸出の「ドル箱」の役割を果たしている。
26日、海洋水産部によると、今年初めから今月23日までの国内水産物輸出額は31億2137万ドルとなった。昨年同期(27億6393万ドル)に比べて13%近く増加した数値だ。特に、この1年間でインドネシア(61.2%)、香港(18.0%)などへの輸出が急激に増えた。
水産物の中でもアワビの人気が高まった。今年のアワビ輸出額は今月23日基準で6366万ドルで、前年同期比21.9%増加した。特に「アワビの不毛の地」と思われていたインド市場を今年初めて開拓したのが有意義な成果だというのが海洋水産部の説明だ。2010年から全羅南道莞島(チョンラナムド・ワンド)でアワビ輸出事業を始めた「ブランドアワビ」の功績が大きかった。ブランドアワビは政府レベルで主力水産物の企業間取引(B2B)を支援する「先導組織支援事業」の支援を受け、10月にインドと50万ドルの輸出契約を締結した。