ミサイル並みの脅威…ロシア軍を苦しめた武器、北も飛ばす
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.12.27 08:05
北朝鮮が26日、ウクライナ戦争でゲームチェンジャーとして登場した無人機カードを取り出し、韓半島(朝鮮半島)で安定と平和を脅かす重大な挑発を続けた。専門家の間では、北朝鮮が無人機に爆弾を搭載すればミサイルほど深刻な脅威になるという評価が出ている。
実際、無人機は探知および迎撃が難しい。ミサイル専門家のクォン・ヨンス元国防大教授は「無人機は一般の航空機より運用高度も低く、レーダー反射面積(RCS=Radar Cross Section)が0.1平方メートル以下と非常に小さいため、探知しにくい」とし「さらに敏捷な機動性もあり、軍事的効用性が非常に高い」と述べた。
専門家らは北朝鮮がシリアと推定される中東国家から米国産高速標的機「MQM-107D」(ストリーカー)数機を導入し、これを土台に無人攻撃機を開発したとみている。また目標物を直接打撃する自爆型無人機も開発して運用しているが、これは後方地域の民間人に深刻な被害を与えることができるレベルだ。