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韓国企業、超高純度水酸化リチウムの国産化に成功

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.12.22 07:18
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韓国のリチウム専門素材企業であるリチウムプラスは忠清南道錦山(チュンチョンナムド・クムサン)にある秋富(チュブ)工場で、超高純度の水酸化リチウムの量産に入ったと21日、明らかにした。今年10月の工場竣工後、装備点検過程を経て2カ月余りぶりに初期生産品の生産に成功した。

今回生産したバッテリー等級の水酸化リチウムは、自己分析の結果、純度99.995%でバッテリー用原材料規格に符合する。LGエナジーソリューションやSKオン、サムスンSDIなどが生産するハイニッケル・コバルト・マンガン(NCM)バッテリーに使用できる製品だ。

 
リチウムプラスは今回生産した水酸化リチウムの初期生産品のサンプルをグローバルリチウムバッテリーメーカーや陽極材・電解質メーカー、リチウム全固体バッテリー素材メーカーに提供する予定だ。サンプルテストを実施した後、製品を正式供給する計画だ。

これまでバッテリー用超高純度水酸化リチウムは全量海外から輸入してきていて、そのうち84%が中国産だった。同社関係者は「独自技術で国産化に成功して、バッテリー原材料の中国依存度を低くする第一歩」としながら「特に米国のインフレ抑制法(IRA)施行で懸念が高まっている韓国自動車・バッテリー業界に大きな力になるだろう」と期待した。リチウムは電気自動車(EV)バッテリー生産原価の約40%を占める核心原材料だ。

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    リチウムプラスのロゴ。[写真 リチウムプラス]
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