欧州より安い? ショッピングの聖地になった日本…観光客で韓国人が最多
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.12.20 07:02
円安現象の中で日本を訪れる観光客が高価ブランドショッピングにお金を使い、デパート・免税店の売上が大きく伸びたことが分かった。特に日本を訪問した韓国人観光客の数は新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の影響がなかった2019年の約60%水準まで回復した。
19日、日本経済新聞によると、高島屋など日本5大デパートの11月の免税売上高は新型コロナ流行以前である2019年11月比50~90%に達した。三越伊勢丹デパートの場合、11月末から今月初めまでの首都圏地域免税売上が2019年同期に比べて4%増加している。
免税売上が急増したのは外国人観光客が日本のデパートでラグジュアリーブランド製品や高価時計などを買い漁っているためだ。急激な円安で最近ほとんどのブランド品の日本価格が欧州など海外のどの国よりも安い状況だ。日本百貨店協会によると、訪日客の1人当たりの購買単価は10月基準19万2000円で、新型コロナ拡散前である2019年10月の6万5000円の3倍近くになった。外国人観光客が日本で以前よりはるかに多くのお金を使っているという意味だ。