北朝鮮がICBMエンジンテストした日…日本「敵攻撃能力」保有宣言
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.12.17 09:38
北朝鮮が固体燃料ロケットエンジン地上噴出試験に成功したと16日、明らかにした。固体燃料エンジンを搭載した大陸間弾道ミサイル(ICBM)開発を目標にしているという分析だ。こうした中、日本政府はこの日、敵のミサイル基地などを打撃できる「反撃能力(敵基地攻撃能力)」を保有すると宣言した。防衛費も現在の国内総生産(GDP)の1%水準から5年以内に2%水準まで2倍に増やすことにした。反撃能力の保有は、第2次世界大戦以降70年以上にわたり平和主義を守護してきた日本の安全保障政策の一大転換と評価される。北朝鮮の相次ぐICBM挑発に日本の「攻勢的」安保戦略が加わり、朝鮮半島周辺情勢が大きく揺れる状況だ。
朝鮮中央通信はこの日、「15日に平安北道鉄山郡東倉里(トンチャンリ)ミサイル発射場で140tf(トンフォース)規模の大出力固体燃料ロケットエンジン地上噴出試験を進行した」と報じた。この程度の推力なら米本土に到達可能なICBM級に分類される。従来の液体燃料とは異なり燃料を注入する必要なく直ちに発射できる。韓国と米国が対応する時間がそれだけ減るということだ。