EU、輸入品に炭素国境税課す…「欧州版インフレ抑制法」韓国の鉄鋼輸出に打撃
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.12.15 07:48
欧州連合(EU)が炭素排出量の多い輸入品に一定の負担を課す炭素国境調整メカニズム(CBAM、国境炭素税)の導入を13日に暫定合意した。気候危機対応が名分だが「欧州版インフレ抑制法」として貿易障壁になるだろうという懸念が出ている。韓国も鉄鋼輸出などへの打撃が予想される。
ロイター通信は「欧州委員会、閣僚理事会、欧州議会の3者協議の結果、CBAM導入が決まった。来年10月から移行期間を経て3~4年後に本格施行される」とこの日報道した。まず適用される品目は鉄鋼、セメント、肥料、アルミニウム、電力、水素の6品目だ。今後有機化学物質やプラスチックなども含まれるものとみられる。