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ヘンリー、兄ウィリアムにも非難の矢…英国で「チャールズ戴冠式に来るな」世論も

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.12.13 16:31
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英国の王室を離れて米国で暮らすヘンリー王子夫妻がネットフリックスのドキュメンタリーシリーズを通じて「暴露」を続けている。

特に今度は兄ウィリアム皇太子を非難するような発言をし、英国の一部ではヘンリー王子に対する否定的な世論がさらに強まっているという。

 
12日(現地時間)の英日刊ガーディアンによると、ネットフリックスがこの日に公開したヘンリー王子夫妻のドキュメンタリー『ハリー&メーガン』予告編には、ヘンリー王子が兄ウィリアム皇太子を非難するような発言があった。

このドキュメンタリーは6部作で、3部は8日に英国などですでに公開され、残りの3部は15日に放送される。韓国ではまだ予告編しか出ていない。

先の3部作ではメーガン妃に向けた英王室の人種差別とタブロイドの歪曲報道、プライバシー侵害などが取り上げられた。残りの3部はウィリアム皇太子など王室の深いところに触れるという見方が出ている。

ヘンリー王子は90分間続いた予告編で「王室は兄を守るために喜んでうそをついた」とし「しかし私たちを守るために真実を語ろうとはしなかった」と話した。

ウィリアム皇太子に関連してどんな嘘が出てきたのか、ヘンリー王子がいう「彼ら」とは誰なのかは、予告編だけでは分からない。しかし「彼ら」は英王室の高位層と参謀と推定されると、ガーディアンは伝えた。

英王室での人種差別被害を訴えたことがあるメーガン妃は制作スタッフのインタビューで「自分はオオカミに餌として与えられた」と主張した。これに先立ちヘンリー王子夫妻は昨年3月、オプラ・ウィンフリーのインタビューで、王室の人種差別のために王室から独立したと暴露している。

ヘンリー王子は「我々がそのようにできた時に逃げていなければどうなっていたかも気になる」とし、メーガン妃は「私たちにプライバシーはなかった。私たちがどこにいるのか世間は知っていた」と語った。

英国社会はヘンリー王子のドキュメンタリーに神経を尖らせる雰囲気だ。初めて公開された8日、英国でこれを視聴した人は240万人と集計された。

保守党など保守陣営からは「ヘンリー王子の公爵の爵位を剥奪すべき」「2023年5月に予定された父チャールズ3世の即位式に出席させてはいけない」などと激しい反応も出ている。英デイリーメールによると、英保守党所属だったデビッド・メラー氏は「2人は戴冠式に出席してはいけない」と主張した。元保守党党首イアン・ダンカン・スミス氏は「そこまで王室が嫌いなら、なぜ戴冠式に関心があるのか」と疑問を提起した。英国退役軍人のクリス・ベリー少将は「2人は王族の権利を失ったと考える」とし「自ら信頼できない人間ということを見せている」と批判した。

デイリーメールは「メール・オン・サンデーの世論調査によると、英国人の42%は『ヘンリーはもう継承ラインにいてはいけない』と考えている」と伝えた。メール・オン・サンデーはタブロイド形式で発行される英国の保守新聞。

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