12年かかった新ハンウル1号機「稼働」…韓国の原発拡大「信号弾」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.12.08 14:48
5日に訪問した慶尚北道蔚珍郡(ウルジングン)の新ハンウル原発1号機。原発内部ではウーンウーンという機械音が響いた。2010年に建設に着手してから12年、第一歩を踏み出す原発が力強く呼吸を始めるようだった。商業運転直前の新ハンウル1号機は100%の出力で本格的な出発の準備を終えた。
そして7日、新ハンウル1号機は商業運転を開始した。商業運転は政府の最終承認を受けて生産した電力を販売することをいう。現場で会った韓国水力原子力(韓水原)のホン・スング新ハンウル第1発電所技術室長は「現在も1時間あたり1400メガワット(MW)の電気を生産している」とし「年間では1万424ギガワット時(GWh)規模で、慶尚北道(キョンサンブクド)地域の年間消費量の23.5%に相当する」と説明した。新ハンウル1号機が運転を始め、冬季の電力供給が補強される見込みだ。