【コラム】2023年の世界経済はどこへ…ウクライナ戦争、中国のコロナ対応、負債危機が3大変数(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.12.07 11:23
世界経済に苛酷な冬が近づいている。2023年の世界経済はスタグフレーションという悪党に苦しめられる見通しだ。景気低迷の中で高い物価上昇が持続するという話だ。まず、来年の世界経済は1%台の低調な成長にとどまるだろうという予測が多くなっている。
最近国際金融協会(IIF)が1.2%の見通しを提示して衝撃を投げた。これは2021年の成長率である約6%の5分の1水準にすぎない。国際通貨基金(IMF)の今年の成長見通し3.2%の半分にも満たない。極端な悲観論ではない。一両日中にIMFまで1%台の見通しに加勢する雰囲気だ。IMFのゲオルギエバ総裁は1日、来年の世界経済成長率が2%以下に下がる可能性が少しずつ大きくなっていると明らかにした。