<W杯サッカー>1983年に4強神話から挫折、1997年に3-10惨敗…韓国サッカーのブラジル残酷史
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.12.06 08:46
韓国サッカーのブラジル残酷史は今回が初めてでない。2022カタールワールドカップ(W杯)16強戦で韓国はブラジルに1-4で敗れ、大会を終えた。成人代表チームがW杯でブラジルと対戦したのは今回が初めてだ。しかし範囲をユースW杯で広げると韓国はブラジルと2回対戦していて、共に苦い経験をしている。ブラジルは越えるのが難しい壁だった。
1983年にメキシコで開催されたユースW杯は韓国サッカーが初めて世界の頂点に近づいた大会だった。パク・ジョンファン監督が率いる韓国は組織的なサッカーで旋風を起こし、4強に進んだ。元祖「4強神話」がこの時だった。韓国はグループリーグでメキシコとオーストラリアに勝利して8強入りし、準々決勝ではウルグアイを撃破し、欧州メディアから「赤い悪魔(レッドデビル)」と呼ばれた。しかしパク・ジョンファン師団は準決勝でブラジルと対戦して1-2で敗れ、大会を終えた。ブラジルは決勝でアルゼンチンに勝って頂点に立った。
1997年にマレーシアで開催されたU-20(20歳以下)W杯で韓国はブラジルとグループリーグで対戦し、3-10で敗れた。韓国は前半に6失点、後半に4失点して崩れた。試合場所の地名から「クチン惨事」と呼ばれる大会だ。