サムスン会長、就任後初めて中東出張…1年ぶりにUAE再訪問
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.12.05 11:59
サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)会長がアラブ首長国連邦(UAE)を訪問する。10月に会長に就任してから初めての中東出張で、エネルギー、建設、通信事業が活発な中東地域でグローバルネットワークを確かなものにする次元の動きとみられる。
4日の財界によると、李会長はこの日午前にUAEの首都アブダビに向け出国した。サムスン電子は出国の目的と日程を公開していないが、昨年と同じくアブダビで開かれる各界の実力者らの会合に参加するという観測が出ている。5月に大統領に選出されたUAEのムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン大統領は、皇太子時代から毎年冬に各国の政財界から実力者を招いて非公開のフォーラムを開催してきた。ブレア元英国首相、サルコジ元フランス大統領、ライス元米国務長官、カーライルグループのデビッド・ルーベンシュタイン会長らが出席者名簿に名前を上げた。
当時李副会長はこの会合について取材陣に「世界各界の専門家らが(会議に)集まって世界の状況がどのように変わっているのか、また各国が産業と未来をどのように準備しているかを聞いてみる良い機会だった」と話した。