【コラム】「なぜ白紙を掲げたのか?」…中国デモ隊弁護士が明らかにした「怖い理由」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.12.05 11:29
◇行政拘留5・10・15日…連絡途絶も多数
デモ現場で逮捕された理由は多様だった。スローガンを叫んでいたとか、ただ単にそばに立っていて、さらには強制連行を止めようとしてともに逮捕された人たちもいた。その後はどうなったのだろうか。王弁護士の説明を総合すると、2つのケースに分かれる。行政拘留処分を受けて解放されるか、連絡が途絶えるケースだ。連れて行かれた人たちはそれぞれ5日、10日、15日の拘留処分を受けた。逮捕過程で彼らの大部分は携帯電話を取り上げられたという。ネットワーキングを遮断するためだった。
一部はまだ連絡が途絶えた状態だ。家族や知人たちから問い合わせがくるが、どの警察署に行ったのかすら見つけられないという。王弁護士は「すでに拘束可能期間48時間をとうに過ぎており、法律に基づいて処理するならば家族や親戚らに通知しなくてはならない。それでも家族は彼らがどんな状態なのかわからず探すこともできないというのが話になるだろうか」と当局を批判した。彼は南京伝媒大学の校庭で白紙を掲げたある女子学生もまだ連絡が途絶した状態だとしながら残念がっていた。