サッカー・ワールドカップ（Ｗ杯）カタール大会グループリーグ最終戦ポルトガル戦での孫興民（ソン・フンミン）のアシストが米国メディアが選ぶ「ベストアシスト」に選ばれた。

米ＦＯＸスポーツは３日、Ｗ杯グループリーグのベストアシストとして韓国・ポルトガル戦で出た孫興民のパスを選定した。

ＦＯＸスポーツは「常に最も美しいアシストはハーフラインのすぐ後からペナルティボックス内に送る低く速いパス。黄喜燦（ファン・ヒチャン）に送る孫興民の狡猾なパスは非常に印象的だった」と明らかにした。

続けて「特にこのパスが韓国にどんな意味だったのかも考慮する必要がある」とした。

孫興民はポルトガルとの試合で、後半アディショナルタイム１分ごろに逆襲する状況で自陣からすばやいドリブルでポルトガルのゴール前まで疾走した。続けて相手守備選手の股を抜いてゴール内側に駆け寄る黄喜燦にパスをつないだ。このパスを黄喜燦がノンストップ右シュートにつなげて得点に成功した。

この試合で１勝１敗１分け（勝ち点４）を記録した韓国はポルトガル（２勝１敗・勝ち点６）に続きグループＨ２位になりベスト１６に進出した。

ＦＯＸスポーツはベストゴールにブラジルとセルビアの試合で出たリシャルリソンのハーフボレーシュートを挙げた。最高のチームでもブラジルを選定した。

ＦＯＸスポーツは「ネイマールがいなくてもブラジルは今大会で最も組織力があるチームと見えた」と説明した。

ベストプレーヤーでは「自身が最高の選手の１人になるだろうという期待とともにＷ杯に参加しその期待にこたえた」としてフランスのエムバペを選定した。また、ベストヤングプレーヤーではスペインの新星ペドリとガビの代わりにクロアチアのヨシュコ・グバルディオルを選定した。