韓国、家計実質所得3年間で3.5%増える時…税金・年金負担21%増えた
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.11.30 17:58
公職から退いて10年目のチョンさん(71)は1カ月180万ウォンほどの年金が所得のすべてだ。通貨危機の際に借金の保証人になったため特別な資産もない。これまで子どもの健康保険に被扶養者として上がっており保険料負担はなかったが、今年からは違う。被扶養者資格基準が年間所得2000万ウォン以下に変わってだ。
チョンさんは「1年間は80%の割引を受けて1万ウォン程度だが来年からは月4万ウォンずつ健康保険料を出さなければならない。生活費と病院費と出て行くお金が多く、物価も上がり、この程度も負担になる。病院に行くことが多いが今後保険料がどれだけ上がるか心配」と話す。
世帯が負担する税金と公的年金・保険料がこの3年間で21%増え月平均60万ウォンに迫ることがわかった。この期間の所得増加率13%を大きく上回る。統計庁国家統計ポータル(KOSIS)に上がっている家計動向調査細部項目を分析した結果だ。